もくじ
そもそもファーマーズマーケットとは?
ここではまず改めて「ファーマーズマーケット」とはなんぞやという質問にお答えしたいと思います。
ファーマーズマーケットを直訳すると、「農家の市場」。つまり、農家が生産した農作物を直接販売する場所のことです。ファーマーズマーケットはヨーロッパやアメリカを中心に定着していて、パリやニューヨークなどの大都市で定期的に開催されているほか、ハワイやニュージーランドのローカルエリアで、その土地ごとに特色のあるマーケットが開催されています。
ファーマーズマーケットの規模や雰囲気は様々ですが、公園や広場などを貸し切って、出展者がテントを張り、新鮮な野菜や果物、こだわりの食品や雑貨などを対面形式で販売する形が一般的ですね。

その雰囲気はまるでお祭り気分!その開放的な雰囲気と生産者の方の活気と、ここでしか手に入らない商品という理由で、ついついたくさん買い過ぎてしまいます(笑)
また、物販だけでなくテイクアウトできるデリがあるファーマーズマーケットもありますし、場所によってはワークショップや展示会も併催している所もあります。

もちろん、入場料は無料なので、デートやお散歩がてら立ち寄るものオススメです!
そして、ファーマーズマーケットの最大の魅力は、生産者さんと直接お話ししながら、その食材の最適な調理法や食べ方を教えてもらうことができたり、生産者さんのこだわりを直に感じることができることです。
ゆったりとした時が流れる青空のもと、素材の良さを自分の目で確認したり、生産者さんとおしゃべりしたり、気になった食材を試食・試飲したりして、ショッピングを楽しむことができます。
ちなみに、近頃よく耳にする「マルシェ」とファーマーズマーケットの違いはほとんどありません。
首都圏で開催されるファーマーズマーケットの数は年々増加しており、それぞれに全く異なった内容になっているので、是非色々なファーマーズマーケットに足を運び、それぞれの違いや特有の雰囲気をお楽しみ下さい!
都内最大級!圧倒的な出店者数が魅力!青山ファーマーズマーケット
今回ご紹介するのは、その名も「青山ファーマーズマーケット」。正式名称を「Farmer’s Market@UNU」と言い、その規模は都内で開催されるファーマーズマーケットの中でも最大級を誇ります!

なによりも出店者の数が多いのが魅力で、常時100店舗近い出店者が軒を連ねています。それでいて、開催日が毎週土曜・日曜と、二日間にわたり必ず一週間ごとに開催されるのも青山ファーマーズマーケットの特徴です。さすが、日本国内の本格的なファーマーズマーケットの先駆的存在だけありますね。
また、土地柄外国人(特に欧米系)が多いのも青山ファーマーズマーケットの特徴。私が遊びに行った日も多くの外国人観光客や日本にお住いの外国人の方でにぎわっていました。

青山ファーマーズマーケットの概要・詳細
先ほどもお伝えしたとおり、青山ファーマーズマーケットは毎週土曜・日曜に、青山通りにある国際連合大学前広場で開催されています。開催時間は長く、10:00~17:00。
しかしながら人気の商品はすぐに売り切れてしまうので、欲しい商品がある場合や、にぎわっている雰囲気を味わいたいのであればお昼前には到着していたいところです。
アクセスは、表参道駅から徒歩8分、渋谷駅から徒歩10分といったところでしょうか。
また、土曜日と日曜日で入れ替わる出店者がいるので、予定を立てるときはあらかじめ公式ホームページで出店者をチェックしてから行くのもオススメ。
私が遊びに行った2019.2.2(土)の出店者は、野菜・果物・はちみつなどを販売する農家さんが37店舗、味噌などの調味料・ワインなどのお酒・お菓子やコーヒー豆などの加工品を扱うお店が39店舗、キッチンカーが11店舗と、合計87店舗も出店される方がいらっしゃっていました!


青山ファーマーズマーケットのコンセプトは「LIFE WITH FARM – 野良を目指して -」とのことで、すべての基本は野良にあり、いつも同じではつまらないので、多様性を尊重し、当たり前の変化を積極的に楽しむことを大事にしているそう。
ちなみに、青山ファーマーズマーケットの運営は「NPO法人Farmer’s Market Association」がされているようですね。

なお、青山ファーマーズマーケットでは、ファーマーズマーケットとは別に不定期でイベントも併催していて、この日は午前はヨガ教室、午後からは味噌作り体験のイベントがあったようです。

また、この日は東京各地のビンテージセレクトショップの祭典「RAW TOKYO」も併催されていて、アンティーク品や古着などの出店もあり、「食」だけでなく「衣」の買い物も楽しむことができました。
ちなみに、RAW TOKYO の一角で特に目を引いたブースに、「移動式本屋」さんがありましたよ。


オススメ出店者ピックアップその1
今回まずご紹介したいお店は、原木栽培のキノコを販売されているお店。生のキノコはもちろん、便利な乾燥キノコも品ぞろえが豊富で、お店の人に勧められキノコが入っている袋の口に鼻を近づけると、キノコの芳醇な香りがふわっと香ってきます。これも、人工的な菌床栽培ではなく、天然の原木栽培ならではの香りですね。匂いだけでおなかが空いてきます(笑)

次にご紹介するのが、とあるジャム屋さん。とはいえ、ただのジャムではなく、非常に個性的なジャムを手作りされているお店で、この日のイチオシは「キンモクセイのジャム」!
これ以上無いほどインスタ映えする綺麗な見た目のジャムですが、味もクドすぎずにさらりと食べれるそう。お店の方も気さくで、「どんどん写真撮ってインスタあげてよ!」と言って下さいました(笑)

三つ目にご紹介するのが、豆屋さん。実は私無類の豆好きなのですが、色々な豆を食べてきましたが、この時試食させて頂いた「秘伝豆」の美味しい事と言ったら、もう、言葉にできません。ただ塩ゆでしただけなのになんでこんなに美味しいのと思うほど、味わい深く香り高い大豆でした。
ちなみに、ここの店主さんは、「通行人すべての人に試食させるノルマが課せられているのか?」というほど、やたらめったら茹でた大豆の試食をお客さんに勧めていておもしろかったです(笑)

オススメ出店者ピックアップその2
次にご紹介するのが、ニュージーランド生まれの「ピックスピーナッツバター」。私が昔ニュージーランドで半年間ファームステイをしていた時も何度もお世話になったニュージーランドシェア№1の無添加・砂糖不使用のピーナッツバターです。
粒入り粗挽きのクランチタイプと粒なしなめらかなスムースタイプの二種類があるのですが、この日はなんと、スムースタイプの小サイズが賞味期限が近いとのことで半額の600円になっていました!もちろん即買いしてしまいました(笑)
ちなみに、販売されていた女性のご両親はニュージーランドではちみつを作っていて、ご本人もニュージーランドに滞在していたそうです。このように普段は接する機会がない方と出会い接することで自分の世界観が広がるのも、ファーマーズマーケットの醍醐味ですね。

最後にご紹介するのが「Bugrass Farmers」さん。こちらは数ある新鮮野菜の出店者のなかでも、圧倒的な品ぞろえを誇るお店。ケールやキクイモやからし菜や三色人参など、普通のスーパーでははお目にかかれないお野菜が豊富に取り揃えてあります。
しかもこの日は、先日このブログでも紹介したヤーコンが売られていて、予算ギリギリだったのですが、思わず一袋買ってしまいました(笑)このヤーコンを調理した内容は、また、後日ブログにアップしますね。


このほかにも、魅力的なお店は山ほどあってここでは紹介しきれないので、写真だけ少し載せさせて頂きます。(なんせ90店舗近くあるのですから…)




まとめ
さて、いかがでしたでしょうか「青山ファーマーズマーケット」。冒頭にも述べましたが、青山ファーマーズマーケットは都内、いや、国内最大級のファーマーズマーケットなので、ファーマーズマーケット初心者はもちろん、他のファーマーズマーケットに行ったことある方にも是非とも立ち寄って頂きたいマーケットです。あるいは、東京観光に来た際にも是非とも足を延ばして欲しいです。
行って損なし、楽しい嬉しいが詰まった超オススメのファーマーズマーケットなので、みなさんも機会を見つけて是非遊びに行ってみてください!
【開催概要】
- 開催日:毎週土曜日・日曜日
- 開催時間:10:00~17:00
- 開催場所:国際連合大学前広場
- アクセス:各線:表参道駅 B2出口 徒歩8分
各線:渋谷駅 東口・宮益坂側出口 徒歩10分

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